数寄の間

* この部屋では、模型制作初心者・三木が自分の作例等を紹介します。

 

第9回 「中島 艦上攻撃機『天山』」を作る。

「でかい・・・」

パーツを仮組みした時の率直な感慨です。 特に主翼のだだっ広さ。

完成したときの保管・展示のスペースに悩み、作業を中断してしまいましたが、

その後マスターモデラーズ誌の「翼を畳んだ艦上機特集」に触発されて

主翼は展張しなくてもいい

と割り切って完成させることにしました。とりあえず組み立て途中の様子などを

公開し、作業の進捗に応じて記事をおいおい追加していくことにします(笑)。

どうぞ、気長にお付き合い願います。

 

キットはハセガワ1/48「中島 艦上攻撃機 天山12型」です。

 


1.細かい作業から

キャノピーのマスキングは、窓枠に沿ってテープの小片を貼り付けています。

3座なので必然的に枠も多く、ひたすら忍耐の作業・・・。テープの細切りが

イヤにならないうちにペラの警戒帯もこさえてしまいます。全体に131番

(赤褐色)を吹いた後、帯の幅だけ隙間をあけて両サイドをテープでマスク

し、間を自家調合の黄橙色で筆塗り。

タイヤはリタッチしてスミ入れをする必要がありますね。

「火星」発動機。

素組みでもなかなか雰囲気がありますが、もう少しディテールアップを加えて

みようと思います。プラグコードを真鍮線で追加するとか・・・。


1.コクピットの組み立て

 

機体内部はインストで黄緑色と指定されていますが、ご覧のようなくすんだグリーン系

の色になりました。なんとなくブリトンな感じ・・・? 計器盤は出来の良かったデカールを

マークソフターで馴染ませ、モールドに密着させたら非常に雰囲気良く仕上がりました。

その他の機器は適宜筆で塗り分けしてあります。

 

これに対して手前のループアンテナ・・・キットのパーツではアップ撮影に耐えられない

ですね(焦)。 うーん、ここは金属線で自作すべきか!?

 

 

シートベルトは自作です。

ベルトはマスキングテープの細切り・留め金具はステンレス線を曲げて表現しています。

 

 

その他、後部座席のショット。まだまだ手を入れたいところです。

とりあえず現在はここまで。


以上、第9回 「中島 艦上攻撃機『天山』」を作る でした。

御意見、感想など掲示板に書き込んでいただければ幸いです。